今回は福岡県にあるボルダリングエリアの河頭山(ごうとうやま)を紹介します。
概要
所在地
福岡県北九州市の小高い山の中がボルダリングのエリアです。斜面に沿って岩が点在しています。
トポ
山と渓谷社の「日本ボルダリングエリア下」に河頭山のトポが掲載されています。
岩場へのアクセス方法、課題の配置や課題名、グレードや注意事項などが記載されています。
アクセス
電車
公共の交通機関で行く場合は、JR黒崎駅や筑豊電鉄の西黒崎駅などを下車します。
それぞれ駅から3kmほどですので、30分程度かかりますが歩いていくことが可能です。
自動車
車で行く場合は河頭山自体が公園になっており、この公園の駐車場に停めることができます。
この駐車場は結構広く10台以上は停められますので、できるだけ多くの車が停められるようにスペースに配慮しましょう。
基本情報
開拓
地元クライマーによって開拓され、2002年にお披露目コンペが開催されたことで知られるようになりました。
環境
河頭山は山全体が岩の塊で、花崗岩の岩場です。斜面に沿って岩が点在しているのでランディングには注意が必要です。
また、散歩に訪れる人もいるのでマットや荷物でトレイルを塞がないようにしましょう。また、住宅街に囲まれているので、大きな声を出さないようにしましょう。
アプローチ
河頭山は主に3つのエリアにわかれていますが、それほど離れているわけではありません
駐車場から近いハーフドームエリアとトンネルサイドエリア、頭山満像に近い白長須ラブエリアがあります。
駐車場からのアプローチは坂を上ることを除けば近いので比較的楽なエリアと言えます。
主な課題
ハーフドームエリア
ラウンドヘッドオーバー
河頭山でも初期に登られ、代表的なクラシック課題が「ラウンドヘッドオーバー」(初段)です。
その他にも、「ドリルマントル」(一級)や「エスケープ」(初段)などもあります。
トンネルサイドエリア
トンネルサイドエリアは高速道路のトンネル近くに岩が点在しています。
「チキンスラブ」(六級)やその直上ラインである「チキンスラブダイレクト」(初段)、「クレーターフェイス」(一級/初段)などの課題があります。
白長須ラブエリア
白長須ラブエリアは河頭山の頂上付近にありますが、エリア内でも岩が離れており見つけるのに少し苦労します。
「白長須ラブ」(三級)や「ドラゴンへの道」(初段)、「TATSUNOCOMEON」(一級SD)などの課題があります。
以上福岡県にある河頭山ボルダーの紹介でした。街中にありアクセスもいいところにあるちょうどいい花崗岩の岩場ですので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
参考元
- 「日本ボルダリングエリア 上」山と渓谷社
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