今回はスコーミッシュへのアクセスとキャンプ場までのアプローチについて書きたいと思います。(2019年9月時点での情報です。)
日本からカナダへ
今回は成田空港からバンクーバー国際空港への直行便を選びました。バンクーバーという地名はこの土地を発見し開拓したジョージ・バンクーバー提督が由来です。バンクーバー国際空港はカナダ西海岸の主要な空港であり、かなりの広さがあるので結構歩きます。
入国審査には最新の認証システムが導入されており、ATMのような機械にパスポートを読み取らせて、顔写真を撮影して照合することで審査が完了する仕組みです。
機械も多く設置されており、それほど待たずに完了させることができました。それが終われば入国審査官のところに行き、簡単な質問を受けてすんなりと入国できます。日本人であれば特に問題なく入国できるでしょう。預けた荷物を受け取って税関を通過するといよいよカナダに入国です。
バンクーバーからスコーミッシュへ
空港からスコーミッシュへのアクセス方法はいくつかあります。高速バスや、レンタカーを借りるなどの方法です。
高速バス
今回はSkylynxの高速バスを利用しました。
10年程前に初めてスコーミッシュに行った時はグレイハウンドの高速バスを利用しましたが、数年前にグレイハウンドは路線を廃止してしまいました。代わりにSkylynxがバスを運行していましたので、今回はインターネットで事前予約しました。2020年11月現在で片道$61.95、往復料金で$103.95です。手荷物は無料で預けることができます。受付はバンクーバー空港の税関を出た目の前に小さなカウンターがあります。
事前に印刷しておいたチケットを見せてチェックインします。飛行機と同じような流れで荷物用のタグを受け取って受付は完了です。バスのロータリーはカウンターに一番近い出口からすぐのところです。あとはバスが来るのを待つだけです。
平日ということもあってか乗客は十人もいませんでしたが、陽気な運転手のおかげで楽しい移動となりました。バンクーバー国際空港からスコーミッシュまで2時間弱の道のりです。
レンタカー
レンタカーの場合は日本と異なり左ハンドルの右車線走行となるので、運転には気をつけましょう。特にスピード違反には気をつけたほうがいいです。日本の感覚とは異なって、海外はだいたい5km/hでもスピードオーバーしたら違反切符を切られてしまいます。当たり前ですが安全運転にこころがけましょう。
町からキャンプ場へ
高速バスのバス停はスコーミッシュの観光案内所”Squamish Adventure Centre”にあります。
観光案内所からは高速バスで来た道とは反対方向に向かって、ひたすらキャンプ場まで歩きます。テントやクライミング用品を詰め込んだザックは20kgを超えるのでかなり体力を消耗します。流しのタクシーもこないところなので車での移動は出来ません。他の移動手段としては観光案内所で自転車を借りるくらいでしょうか。重たいザックを背負いながら坂道を駆け上がる自信があればですが…
観光案内所からメインエリアに一番近いキャンプ場であるStawamus Chief Provincial Park Campgroundまでは30~40分くらいかかります。ほとんどが上り坂なので軽いハイキングという感じでしょうか。この日(9月)の気温は15℃くらいでしたが重たいザックを背負っていたので結構汗をかきました。
しかし目の前に巨大な岩壁が現れた瞬間、これまでの長旅の疲れも吹き飛びました。念願のスコーミッシュの岩場に到着です。ここからクライミング三昧の日が始まると思うととても楽しみです!
ではまた次回に続きます。
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