スペイン中央部に位置するAlbarracin（アルバラシン）のボルダーを紹介していきます。
このアルバラシンはスペインのフォンテーヌブローと比喩されるくらいヨーロッパでは有名な岩場で、ボルダリングの中心地として多くのクライマーを魅了しています。
まず今回は日本からアルバラシンの村まで行く方法の一つについて記載したいと思います。（2019年1月時点の情報です。）
成田からバルセロナへ
まずは成田空港からバルセロナへのアクセスですが、もちろん飛行機でいきました。
今回は中国国際航空を利用して、上海経由でバルセロナへ行く旅程でした。
上海は海側にある浦東国際空港と、内陸にある虹橋国際空港がありますが、今回は浦東国際空港で乗り換えでした。コロナ以前ではありましたが、外国人に対する検疫は慎重に行われていて、到着ゲートから20分くらい歩いたところで体温測定やパスポートチェックが行われました。
一箇所に集められて全然進む様子がない時は何かトラブルなのかと不安になるくらいでした。この待機時間や空港内での移動で結構疲れるので、椅子の代わりになるものや暇つぶしのゲームなどあるといいでしょう。
検疫が完了したら、上海からバルセロナへ移動します。
成田から上海は3時間30分ほどかかり、上海からバルセロナは約14時間のフライトなので丸一日移動で消費しました。
バルセロナ国際空港から市街地への移動はバスや電車などの交通機関が利用可能です。
バルセロナでレンタカーを借りる
バルセロナからアルバラシンへの移動にはレンタカーを利用しました。レンタカー会社もいくつかありますが、日程と空いている車種、予算の関係で今回はバルセロナのEnterpriseレンタカーで車を借りました。
まずは地下鉄で最寄りの駅Placa de Santsまで行き、そこから10分ほど歩いたところにターミナル駅であるサンツ駅に行くと色んなレンタカー屋があります。
今回サンツ駅に行った時は、一回の受付は閉まっており屋上の駐車場の一角に行かなければいけなかったのですが、場所が少しわかりづらいので注意が必要です。そこの受付に行って予約したことを伝えます。
前の客の返却が遅れたせいで、1時間くらい出発時間が遅れてしまいましたが、なんとか借りることができました。マニュアル車ならすぐに貸すことができると言われたのですが、免許取得以来マニュアル車は運転したことがないので、安全のために１時間待つことにしました。
日本ではなじみのないセアトに乗って、一路アルバラシンへ向かいました。ちなみにカーナビはついていたのですがスペイン語対応なので、スマホのGoogle Mapを使って目的地まで運転しました。
バルセロナからアルバラシンへ
バルセロナからアルバラシンはナビゲーションに従って進みます。海岸沿いのハイウェイを使い南下し、途中で内陸に向かって走ります。
ナビ通りに進めば全く問題ありません。車は多くなく運転は快適ですが、やはり左ハンドルに右車線は慣れません。
途中給油をしてみましたが、日本とは仕組みが違います。燃料の種類はいくつかあって、「Diesel(ディーゼル)」、「Unleaded(無鉛ガソリン)」、「Leaded (ガソリン)」などがあるので、間違えないように選択しましょう。
基本はセルフ式になっており、自分でノズルを取り、車の給油口に差し込みます。給油ボタンを押して給油を開始し、満タンになれば自動にとまるのは日本と同じです。
ここから少し日本と違うのは、支払をする機械はなく、スタンドの中の受付に行って店員に番号を伝えるという点です。すると金額を教えられるのでカードや現金で支払います。何か法律が関係するのでしょうか。アメリカでもそうでしたが、海外は対面での支払いが一般的なようです。
ナビに従って曲がりくねった道を進んでいくと、ようやくアルバラシンの町に到着しました。すでに夜です。
駐車場に停めてこの夜の宿である「Hotel Albarracin」に入り、受付を終え、荷物の片付けをした後はシャワーを浴びてゆっくりとしました。
以上アルバラシンへの行き方として、バルセロナでレンタカーを借りて運転していく方法を紹介しました。海外で車を借りて運転をするのはハードルが高いかもしれませんが、スペインの広大な田園風景の中をドライブするのはとても気持ちがいいです。是非レンタカーを借りて運転してみてはいかがでしょうか。
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