クライミングエリア紹介 下仁田

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今回は群馬県にある下仁田ボルダーを紹介します。

概要

下仁田ボルダーはアプローチも短く、狭い範囲に課題が集まっている初心者から中級者向けのエリアです。

河原のボルダリングエリアということもあり、下地もいいので思い切ったトライも可能です。

比較的町に近く食料の調達などは簡単ですが、駐車や火気の使用には注意し、大声を出さないようするなど慎重に利用したいところです。

所在地

群馬県の中でも長野県との県境に近い甘楽郡下仁田町にあります。下仁田ネギやこんにゃくで有名な町で、道の駅や日帰り温泉でさえネギが山積みで売られています。

トポ

山と渓谷社が出版している「日本ボルダリングエリア 上」にトポが掲載されています。


課題名、グレード、注意事項などが書いてありますが、岩の配置が書いていないので課題の場所を把握するのに時間がかかるかもしれません。

アクセス

下仁田の岩場は比較的町に近く、エリアに行く方法はいくつかあります。

電車

電車で行く場合は上信鉄道上信線の千平駅を下車します。上信線は高崎から下仁田までを繋ぐローカル鉄道です。

千平駅から歩いていけば20分ほどで岩場に到着します。

自動車

自動車で行く場合は岩場の近くに路肩があるので、そこにつめて車を停めましょう。

この路肩は5台程度しか停められないので乗り合わせていくなどして、占領してしまわないようにしましょう。

基本情報

環境

狭い範囲の河原に転がっているボルダーや岩壁の一部を登ります。岩質はトポによると流紋岩で、水流に磨かれてつるっとはしていますが、ある程度フリクションはあります。

大雨による増水で下地が頻繁に変化するので、スタート位置が不明確な課題も多いです。

アプローチ

岩場は道路からはっきり見ることができるので下降口に迷うことはないでしょう。ただし丸太が並べて置いてあるところを渡るので、スリップしないように注意して歩きましょう。短いからといって油断をせずにアプローチシューズなどを履いていくことをおすすめします。

主な課題

抜歯

エリアの下流部にある、高さ4m程度の岩がクラック状岩です。ここにある課題が「抜歯」(二段)です。テクニカルなムーブと、パワーも試されるラインです。

道化師

クラック状岩の少し上流にある、巨大なボルダーがでかい岩と呼ばれており、その下部でマントルする課題が「道化師」(初段)です。狭い棚に無理やり乗り込んでいくところが難しいですが、高さがあるので上部は慎重に。

日野ランジ

でかい岩の隣にあるボルダーがドラム缶岩です。その右側のカンテの大きめのホールドを使って、ランジをする課題が「日野ランジ」(初段)です。この課題はランジ限定です。

ドラム缶岩の四級

タッキートラバース

車道からのアプローチで、河原におりると最初に目に付くボルダーが上等岩です。この岩の顕著なガバから右へトラバースして行く課題が「タッキートラバース」(初段)です。ホールドも甘くて悪いですが、下地が高いので足をつかないようにするのがある意味核心です。

マンナン太郎

橋の下の岩壁の一部を登る課題が「マンナン太郎」(初/二段)です。初登時からホールドが欠けたようで、上部が難しくなっています。

おすすめ温泉

荒船の湯

クライミングエリアから長野県寄りにさらに進んだところにあるのが荒船の湯です。

下仁田 荒船の湯|群馬/日帰り温泉/スパ/ワーケーション/お食事
群馬県の下仁田 荒船の湯は、旅の疲れを癒す気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設です。日本三奇勝のひとつである険しい山容の「妙義山」と、対称をなす平らな山頂の「荒船山」、その麓にある「荒船風穴」、コクのある乳製品が好評の「神津牧場」など、豊かな自然の贈り物たっぷりの下仁田町を楽しんだ後は、ぜひ荒船の湯にお越しください。山並みを

湯船も広く露天風呂もあってくつろげます。食事も美味しいのでおすすめです。クライミングの後の疲れた体を癒しに足を伸ばしてみてはいかかでしょうか。


以上下仁田の岩場の紹介でした。町に近くアプローチも短いので行きやすい岩場です。グレードは中級者向けといったところですが、バラエティーに富んだ課題がそろっているので、ぜひ登りに行ってみてはいかがでしょうか。

参考元

  • 「日本ボルダリングエリア 上」山と渓谷社

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