クライミングエリア紹介 ニニウ

Japan
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今回は北海道にあるニニウボルダーについて紹介します。

所在地

二ニウは北海道の中央部に位置する勇払郡占冠村にあります。赤岩青厳峡からは車で10分程度のところにあり、鵡川沿いの河原に岩が転がっています。

アクセス

ニニウへ行く場合は公共の交通機関がありませんので自動車で行く必要があります。

自動車

旭川、占冠村方面から来る場合、道道136号を走り、赤岩トンネルを通り抜けたすぐに赤岩青厳峡があります。その交差点を右折して占冠穂別線を進みます。この占冠穂別線は6月〜10月以外は途中で閉鎖され、ゲートよりボルダリングエリア側は車で進むことができないのでご注意ください。

占冠穂別線は11月〜5月は閉鎖されています

エリア付近の道路には駐車できるスペースがありますので、端に寄せて停めましょう。

「赤と黒のボルダー」へは、「No.36」の看板を、「神の魚ボルダー」へは「No.38」の看板の路肩を使用するといいでしょう。

基本情報

開拓

レジェンドクライマーの吉田和正氏によって開拓され、多くの初登課題があります。分かりづらい場所にあったため、あまり登られることはありませんでしたが、VOCKの長谷川勘太郎氏らによって再発見、整備され、新しい課題が追加されました。

環境

岩質はチャートを主体として石灰岩など多くの岩が混じっています。白っぽい岩や赤っぽい岩など、ボルダーによって異なり、様々なタイプを楽しむことができます。

河原のボルダーということもあり、増水によって下地が変化することがあるのでランディングには十分注意してください。

ニニウキャンプ場

エリアの近くにはニニウキャンプ場がありますので、ここでキャンプをしながらクライミングを楽しむのもいいでしょう。管理棟にはクライミングウォールもあります。

主な課題

赤と黒

エリアの最も下流側にあるボルダーの「赤と黒」(6A+, 三級)は少しバランスが悪いですが、ガバを使ってパワフルに登る課題です。

ブギーマンボルダー

神の魚ボルダーエリアで最下流にあるのがブギーマンボルダーです。かぶった面から垂壁へ登っていく「シピリカ」(7B, 初段)や「アルバトリオン」(7B, 初段)があります。

また、垂壁を直上していく「ブギーマン」(6A+, 三級)は上部も悪く高さがるので緊張感が味わえます。

イシキリ

エラムシンキボルダーのマントル課題の「イシキリ」(7A, 一級)は狭いところでうまく乗り込んでいく必要がある、コツものの一本です。

神の魚

神の魚」(6C+/7A, 一級)はスローパーやカチをつないでいく、持久力も試される課題です。

カモ

カモ」(7A, 一級)は最初の一手だけですが、それをとめた瞬間はとても気持ちいい課題です。

おすすめ温泉

占冠村から富良野へ向かう途中に「森の四季」というこじんまりとした温泉があります。

広い温泉ではありませんがアットホームな雰囲気でしっとりとした温泉です。


以上ニニウボルダーの紹介でした。アプローチも楽ですし、狭い範囲内に多くの面白い課題が密集していますので登りに行ってみてはいかがでしょうか。

参考元

  • 「日本ボルダリングエリア 上」山と渓谷社

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