クライミングエリア紹介 六車・荒船湖

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今回は群馬県にある六車ボルダー荒船湖ボルダーを紹介します。それぞれ南牧村と下仁田町にある岩場で、1日で周れるくらいの距離にあります。

概要

所在地

六車ボルダーは群馬県甘楽郡南牧村六車にあります。南牧村の集落を流れる南牧川の河原にボルダーが転がっており、下地も砂なのでアプローチも快適です。

荒船湖ボルダーは同じく群馬県甘楽郡の下仁田町南野牧というところにあります。荒船湖に注ぎ込む川の河原のボルダーで、こちらもアプローチが短い岩場です。

トポ

六車と荒船湖のボルダーはROCK&SNOW 83号で紹介されました。


こちらには簡単な課題の紹介と、駐車場やアプローチの情報が掲載されています。

アクセス

六車ボルダーについては公共の交通機関でもアクセスすることが可能です。

電車・バス

六車ボルダーへのアクセスは、まず上信電鉄に乗車して下仁田駅に行きます。そこからコミュニティバスの下仁田駅ー勧能線に乗り、六車橋で下車すればエリアが近くにあります。

荒船湖ボルダーのアクセスについては下仁田駅からスクールバスの市野萱線が走っています。三ツ瀬バス停で下車して少し上りを歩いていくとエリアに到着することができます。

ただしこちらはスクールバスで時間帯によっては学生が優先されるので利用には注意してください。

自動車

車で行く場合はエリア近くまで行くことができます。六車ボルダーに行くには公衆トイレ付きの駐車場に停めていくとアプローチも近くちょうどいいです。

こちらは「六車カタクリの里」という看板が目印になります。

荒船湖ボルダーへは人里離れた場所に行くことになります。ダムを上がっていくと農村公園に出ますので、そこの駐車場に停められます。

広々とした駐車場ですし、トイレもついていますので便利です。

基本情報

環境

六車・荒船湖ボルダーは違う場所にあるので、それぞれ環境が異なります。

六車ボルダーはごつごつとした凝灰岩の塊で、大きな割れ目があったり、巨大なオーバーハングが特徴的な場所です。

荒船湖ボルダーについては、川沿いにありますがざらっとした感触でフリクションがあります。

高さのあるボルダーも多いのでランディングには注意して取り付きましょう。

アプローチ

六車ボルダーへは駐車場からすぐ下に降りられる下降路があります。アプローチ1分の場所にありますので、非常に簡単にアクセスすることができます。

荒船湖ボルダーも路肩に車を停めればすぐに見えますので、降りられます。

簡単ですが渡渉が必要な場所もありますので足元には注意してください。

主な課題

六車ボルダー

ハングの右の方を直上する課題が「」(一級)です。SDでスタートしますが下部が悪く、保持力が試されます。

暦の左側のカンテから凹角部を上がっていく課題が「」(二級)です。足技を駆使しながら登るテクニカルなラインです。

道と暦の間にある「」(二段)は強傾斜のクラックを上る厳しい一本です。

荒船湖ボルダー

黒い雲

つるっとした丸い形状のリップを目指して登る課題が「黒い雲」(一級/初段)です。

リップをいかに抑えていくかが核心の課題です。

宇宙遊泳

黒い雲から少し斜面の上方にある課題が「宇宙遊泳」(初段)です。

ホールドが欠けてしまいましたが、その名の通りで体が浮遊する感覚を味わえます。ランディングには十分注意してください。

このエリアでも一際迫力がある岩のど真ん中を登る課題が「」(二段)です。その高さとランディングの悪さに尻込みしてしまいますが、看板課題というだけあって美しいラインです。

おすすめ温泉

荒船湖の近くにある「荒船の湯」がおすすめの温泉です。

下仁田 荒船の湯|群馬/日帰り温泉/スパ/ワーケーション/お食事
群馬県の下仁田 荒船の湯は、旅の疲れを癒す気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設です。日本三奇勝のひとつである険しい山容の「妙義山」と、対称をなす平らな山頂の「荒船山」、その麓にある「荒船風穴」、コクのある乳製品が好評の「神津牧場」など、豊かな自然の贈り物たっぷりの下仁田町を楽しんだ後は、ぜひ荒船の湯にお越しください。山並みを

食事をとることもできますし、休憩スペースも広く快適な日帰り温泉です。


以上六車ボルダーと荒船湖ボルダーの紹介でした。アプローチが簡単で取り付きやすい課題が多いので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。

参考元

  • 「ROCK&SNOW 083」山と渓谷社

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